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佐藤永翔

ご報告 佐藤永翔

久々のブログですが今日はみなさんにご報告があります。
長くなりますが最後まで読んでくれたら幸いです。


僕、佐藤永翔は8月31日をもちましてエビダンならびにスターダストプロモーションを退所することになりました。

本当に皆さん今まで応援ありがとうございました。
皆さんの声や思いがどれほど僕の力になっていたのか図り知れません。

初めて立ったステージは「CHALLENGE STAGE 壁の向こうへ」でした。
あの頃は本当にダンスどころか歌もボロボロで自分にファンなどいるのかという気持ちでいっぱいいっぱいでした。
皆さんのおかげでバトルボーイズ4th東京選抜に選ばれて、最初は不安ばっかりでしたが本当に楽しかったです。

そして、僕が人生で初めて見たライブは「EBiDAN THE LIVE」でした。
本当に先輩方がカッコ良すぎていつしか自分もメインアクトで出たい!
そんな風に考えるようになり、それが次第に目標へと変わっていきました。

やがて、僕は自分の人生における大きなチャレンジをしました。
中国へ行き「創造営」というオーディション番組に参加しました。

最初は自分なんかが行ったところで何になるのか、自分がステージに立っている姿を全く想像することさえ出来ませんでした。
中国に挑戦することに前向きになれなかった僕のファンの方もいました。

それでも、僕を見てくれて、支えてくれて、応援してくれて本当にありがとう。

さらにオーディション番組を通して初めて仲間というものを意識しました。
それは中国に行く前は中途半端な気持ちで活動していたことを思い知らされたからです。
僕が今まで挑戦したことも無いようなことばかりで本当にこころが折れそうな時が何度もありました。
でも、皆さんが僕を必要としてくれるから、笑顔になってくれるから、僕は僕のまま今この瞬間を生きていけるのです。

当時は悔しい思いばかりして、正直なんで僕じゃないんだ、なんで僕を見てくれないんだ、いつまでも答えのない自問自答をし続けて焦ってばっかりでした。

惜しくもデビュー出来ず日本に帰ってきました。

日本に帰って来てからも全然自分の思うようにいかず本当に悔しい日々だけがずっと過ぎていきました。

そして「TEAM A」として新たな仲間たちと共に活動しました。
本当に今でも最高な思い出です。
日本に帰ってきた時はファンが僕のことを忘れていないか心配で、TEAM Aのリリースイベントの時も自分のボードがあるのか本当に不安で、正直自分が一番最初ステージに入るとき皆さんの顔が見れなかったんです。みんな僕を見てくれるのか、そんなことが頭の中を張り巡っていて特典会だって怖かったです。それでも僕を応援してくれているファンの方が居てくれて、笑顔になってくれている時が本当に幸せでした。

TEAM Aでは僕とこうきが「バトルボーイズ6th」で仲良くなっている皆のところへ加わって入るような形だったので正直最初なかなか輪に溶け込むのが難しくて、どうすればいいのか分からずでした。でも毎度毎度リリースイベントをする中でゆっくりとお互いを知ることができ、互いの目標も語り合うことができて本当に忘れられない思い出の一つです。

特にこうきとの思い出は沢山あって、思うようにいかなかった日々さえもいい思い出です。毎回TEAM Aのリハが終わった後にスタジオを借りて4時間は一緒に練習していました。
その後でこうきには内緒で自分の練習もしていました。
皆さんに最高なパフォーマンスを見せたい一心でただひたすらに鏡に向かっていました。

よしこれからだ!という時に、ハルが超特急としてデビューした時は本当に悔しかった。
ゆうきと一緒にデビューステージを見に行ったのですが、帰り道本当に悔しくてゆうきとはお互い一言も喋れませんでした。
正直自分の中にはおめでとうという気持ちよりも悔しさのが勝っていて自然と涙が溢れてきたのを今でも覚えています。

TEAM Aでエビライに立った時は、やっと自分の一つの目標が達成された瞬間でした。
ハルが超特急として立ったエビライ、僕たちはTEAM Aとして立ったエビライ。
僕の心の中は複雑でした。
心の底から「やっとエビライに立った!」
目標が本当の意味で達成されたのか本当に自分の中では複雑でした。
それでも、最高に楽しく、一瞬のようにすぎたあの景色は一生忘れられないです。

それから気を取り直し、0年0組のオーディションにも参加しました。
結果は残念ながら不合格でした。
当時はかなり辛くて何日間かまともに口も利けませんでした。
自分は誰よりも時間をかけて準備して臨んだと今でも思っています。
毎日6時間以上練習を欠かさずオーディション当日まで準備してきました。
大学の隙間時間さえもスタジオを借りて練習しました。
本当に合格したい一心で臨んだオーディションだったので本当にみんなが羨ましかった。
改めてみんなデビュー本当におめでとう。

そこからEBiDANオーディションにも挑戦しました。
結果はまたもや不合格。
もう何度不合格になったのか分からないくらいで、ものすごく落ち込みました。
負けたくない一心で自分を超えるべく毎日深夜2時まで必ず練習していました。雨でもスタジオに行って練習していました。
本当に追い込めるとこまでとことん追い込んで、歌も今まで以上に厳しく追い込みました。
それでも不合格で、正直もううんざりしていました。

誰よりも頑張ったのに、届かない。
毎度毎度毎度毎度打ちのめされて本当に、全てに嫌気がさしました。

それでも皆さんから頂いた手紙を何度も読み返し頑張れました。

ダンスと音楽を自分なりに今日まで向き合い続け、本当になりたい自分を見つけさせてくれました。今となっては心から言えます。Lienelのみんなデビューおめでとう!

入所当時から自分はブレずに「俳優になりたい」という夢にがむしゃらに進んできました。

しかし、色んな経験をさせていただき、皆さんに出逢い、初めて僕という存在を認識できた気がします。

中学の時、自分を好きになれなくて、誰かになって、誰かの人生を歩みたい。
そんな風に考えるようになり、自然と「俳優になりたい」と考えるようになったんだなと今思えばそんな風に思います。

加えて「トドメの接吻」というドラマで山﨑賢人さんを見て「俳優」を目指したのも本当です。
今でも憧れの存在です。

結局のところ何が言いたいのか、ここまで感情任せに書いたので改めてまとめさせていただくと...

「僕は芸能界をもう諦める」
そんなつもりは一切ないですし、今後も一切諦めるつもりもありません。

今後は「俳優」を志すのではなく、僕が理想とするアーティスト像を自ら追求・創造し、僕自身を表現し、僕なりの音楽を皆さんに届けたいと思います。

必ず皆さんにもう一度僕がステージに立つ姿をどんな形になってでもお見せします。
なので、今後とも応援して頂けると本当に嬉しいです。

そして、今まで支えてくださった事務所のみなさん、スタッフの方々、活動してきた仲間のみんな、本当にありがとうございました。
無知だった僕を育ててくれて本当に感謝しています。

ファンの皆さん、EBiDANだった僕を応援してくれて本当にありがとう。
これからもこんな僕ですが応援していただけたら嬉しいです。

長くなりましたが最後まで読んでくれてありがとうございます。
またいつかどこかで必ずお会いしましょう!!!

 

佐藤永翔